オルカの日記

雑記と少しの自転車旅

少額訴訟をすることに

最初からこんな内容の記事を投稿するのもなんなのだけれど、少額訴訟を起こす準備をしている。

 

交わした契約書を見ると、契約日は平成29年1月29日。

40万円弱の債務確認とその弁済に関する契約書。返してもらったのは8万円ほどだ。

 

この契約書は僕に対して金銭を支払うという契約書で、彼の娘が僕に対して行なった不誠実を彼が代わりに慰謝料のような形で支払うというようなものだ。

 

そのためこの契約書を見るたびにあの不誠実を思い出してイライラしてしまうのであまり触れたくはなかったが、あまりに放置すると時効を迎えてしまうのでついに重い腰を上げることになったわけだ。

契約に際して電話でのやり取りの中で「偶数月に8万円支払うことができる」ということだったので偶数月に金8万円を支払うという内容だ。10ヶ月で完済することになる。

返済は29年8月からということだったが一向に支払われる様子はなく、期限が過ぎた9月入って現金書留が届いた。厚みからして8万円は明らかに入っていないと思われ、思ったとおり、わずか金1万円と手紙が入っていた。

要約すると

 「8月に8万円振り込むつもりだったが息子が会社を辞め、息子が買った車の支払いを代わりにしており支払いが難しくなった。来年4月まで待ってくれ。忘れているわけではない。」

ということだ。

契約書の中には「2回滞納したら年20%の遅延損害金が発生する」とあり、平成29年11月に入った段階で遅延損害金が発生することになる。

まぁ支払う意思は見せているのでとりあえず待つことにした。

 

さて、時は平成30年4月。

そろそろだろうと督促の手紙を送ったところ、数日で封書が届いた。

現金書留で送ってくれよ、でもやっと支払いが再開されたなぁ。と思ったのも束の間。

中に入っているのは8万円のはずだが、開けてみれば金7万円と手紙。

長々と書いてあったが、一言で言えば

「息子が車で事故ったり他の支払いで忙しいから次の支払いはいつになるかわからん」

ということだった。

いつになるかわからない、というか、次回の期限を切ってこなかったのだ。

手紙はひたすら他の支払いの話で、だからお前に回す分はないぞ、と暗に言っているような内容だ。

要は僕は完全に舐められているのである。

 

この手紙の段階で、もう裁判に持っていくことになるんだろうなと覚悟はしていたわけだ。

そして一年後。平成31年4月にまた督促の手紙を送る。内容は「支払いがないなら法的手続きをすることになる」というキツめの内容にした。

が、返ってきた封書には金は一銭も入ってはいない。

「仕事は辞めた。借金もある。息子がまた事故を起こしてその支払いもしてる。大変なんだ。わかってくれ」

と。

 

この人、自分の支払うべき借金は放置しておいて息子が支払うべき借金は率先して払うんだなぁ。

親としてはそういうもんなのか、とも思わないでもないが、息子と言っても既に車を乗り回す成人しているかそれに近い年齢のはずだ。

親ならまず子供にしっかり責任取らせて働かせろよと。

それでこっちはいつまで放置するつもりなんだと。

まぁいくら愚痴っても仕方ない。いくら待っても弁済は期待できないのだから、暇を見てこちらのタイミングで訴えよう、とこの問題を棚上げにしたのだ。

 

さて、数年経った令和4年8月。既に契約から5年も経ってしまった。

いざ訴えようと、遅延損害金の計算をしてみた。

遅延損害金の計算は

元本×年率÷365×遅延日数

で求めることができる。が、今回1万円返したり7万円返したりとあるのでその都度計算をする必要がある。

 

平成30年4月までは

39万×0.2÷365×150=32000円

 

7万円弁済があった平成30年4月から令和4年8月までは

32万×0.2÷365×1613=282800円

 

となり、遅延損害金だけでざっくり30万円を超えるまでになっていた。

請求合計金額は約63万円ほどになるかと思う。

少額訴訟は60万円までらいしいが、あくまで元本が60万円までらしいのでとりあえずこの金額で訴えることになる。

娘の不誠実にも腑が煮え繰り返る思いだったが、その父もなかなかに手強い。丸々請求が通ったとしても返せるかは全く別の話だからその時はその時でまた記事にするかと思う。

 

とりあえず書類をまとめて明後日までには提出に行きたい。

手紙でちょいちょい僕の名前を間違えてるのもポイントが高い。

 

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