オルカの日記

雑記と少しの自転車旅

少額訴訟後、支払いがとても微妙な話。

さて、僕にお金は支払われるのだろうかっていう記事からわずかな進展があった。

結果的に支払いがあった。

 

その額、4000円。

 

裁判が終わって翌月から毎月、少額であるが支払いが続いている。

11月に裁判が終わり、12月に5000円、それからは毎月4000円の支払いがある。

僕はと言うと、裁判が済んだ11月中に「3月までは猶予するから4月から毎月3万円ずつ払ってくれよ」「毎月5000円くらい遅延損害金が出てるから毎月3万円くらい払ってくれないと払い終わらないよ」という文書を送っている。ちなみにそれに対する返事はない。

手紙の内容を理解していれば、今月から3万円の支払いがあるはずだったのだが、今月も4000円で済まそうという腹づもりのようだ。

 

いやね、僕通帳の記入をして、この金額を4万円と一瞬勘違いしちゃってさ。

3万円のところを4万円払ってきたんだ、返済の意思めっちゃあるじゃん!って思ったんだけど、4000円だったじゃん?もうどうしていいかわからなくなっちゃってさ。

 

繰り返すが、毎月5000円の遅延損害金が発生している。

毎月支払ってくれるのはありがたいが、それでも11月下旬の段階で65万6000円だったものが、今の段階で66万円になっている。この返済では永久に返し終わらないし、むしろ増える一方である。せめて遅延損害金分の支払いはしてもらわないと困る。

これも口酸っぱく言ってきたことではあるのだが、その声も届いていない。や、それほどに困窮しているのだろうとも思える。

 

 

一度この話を整理するため、最初から書いていこうと思う。

めっちゃ長くなるから読まなくても良い気がする。

大きな文字が出てくるまでスクロールしてっても大丈夫よ。

 

このブログで書いたかどうかは覚えていないが、元々のトラブルは相手の娘にある。

平成28年11月。

娘の不誠実で被害を被った僕が、そのトラブルについて話をしに岩手県へ向かったが娘は逃亡して会えず、その代金を請求する文書を娘に送付するも受取拒否された。これでは永久に話にならないと踏み、娘の父親と話し、彼が肩代わりして返済するということで話はまとまったのである。

そして平成29年1月29日に債務承認弁済契約書を締結している。「平成29年8月から平成30年4月まで偶数月に8万円(計40万円弱)を支払う」という契約である。

この契約書を締結する際には、「最終的にはあなたから娘に請求してください」と言う話をしている。

平成29年8月31日、第一回弁済期限を迎えるが支払いはなく、督促状を送った後の平成29年9月7日になって1万円のみ支払われた。この時に手紙が入っており、「8月の年金から8万円支払うつもりだったが、息子が会社を3ヶ月で辞め、二つ目の会社もすぐに辞めた。息子の車の支払いを手伝っているが高い車を買ったので大変だ。支払いは4月までずれ込むと思う。息子の仕事が見つかれば約束通り払えるようになると思う。1万円だけで申し訳ない。支払いを忘れている訳ではない。」と言う内容である。

この時は「そういうことなら仕方ないか」と思い4月まで待つことにする。

「2回返済が滞った場合、遅延損害金(年20%)が発生する」と言う契約になっており、平成30年11月から年20%の遅延損害金が発生することとなる。

そして平成30年4月10日督促状を送付。その後すぐに現金書留が届き7万円が支払われる。

同封された手紙には、「息子が事故ってその処理代に頭が痛い。他の支払いもあってしばらく支払いはできない」という内容が長々と書き綴られている。いつ支払いをするかということは記載なし。他の支払いを優先していて僕に回すお金はないというなかなかの煽り文章である。

 

平成31年4月8日。再び督促状を送付する。この督促状には「法的措置を検討する」という旨の記載もしてある。この文言は使い方次第では脅迫罪になるらしいが、裁判を起こす意思があるなら問題ないようなので遠慮なく使った。

その後届いた手紙には「9月に仕事を辞めた。心臓が1日に2回止まり、仕事を続けられなくなった。収入は年金のみで借金も30万円あり、その返済をしている。息子の方も事故を起こしてその修理代が90万円くらいある。妻も白血病で、まだ症状は出ていないが症状が出てきたら大変になる。わかってくれ。」と。

この手紙からも、他の借金の返済を優先していてこちらの借金を返済は後回しにしていることがわかる。

彼の中で、僕への支払いは「後回しにしても良いもの」となっているのだろう。完全に舐められている。

10ヶ月で支払い終わる契約が、すでに2年になろうとしていた。

 

さて、ここから年月が流れ、令和4年8月。

月に一度くらい思い出しては「そろそろ請求しないとなぁ」とだらだらと先延ばしにしていたが、本当にいい加減請求しなくてはいけない、と焦り始める。

個人の契約の時効はそこそこ長い。簡単に時効にはならない。時効の心配よりも、言い方は悪いが、相手はなかなかのお年寄り、亡くなってしまっては相続人に請求することになり、それこそややこしいことになるので存命のうちになんとかしておかなくてはどうしようもなくなってしまうのではないか、という焦りである。

督促状には「法的措置を検討する」と記載しておいたので遠慮することはない。裁判を起こす。

裁判所で話を聞き、令和4年9月22日、少額訴訟を起こすための書類を提出、受理される。

その後11月11日に裁判になる連絡があった。

その後に相手から手紙が届き、「払えないのには理由があった。息子に足を取られ、自己破産寸前にまでなった。契約書を交わした頃は会社員だったが、今は仕事を辞めたので支払いが難しい。今は少し余裕が出てきたので12月から少しずつ払っていくから銀行振込の口座教えてくれ。よろしく」と書いてあった。

一応断りを入れておくが、要約してあるものの、この「よろしく」は原文そのままである。

裁判を起こされてなお、相変わらず舐められている。

ちなみに自己破産を匂わされているが、持ち家があることや複数の借金の返済に偏りがあることから自己破産はない(できない)だろうと踏んでいる。

 

裁判の答弁書には

・請求の棄却

・裁判費用は原告が負担する

上記判決を求める、との記載あり。

 

全面戦争である。

 

ただ、そのくせ毎月3000円ずつ支払っていくという記載があり、意味のわからない答弁書になっている。

どうあれ遅延損害金がそれ以上発生するので3000円の支払いは論外である。

 

令和4年11月11日。裁判当日。

入念な準備が意味をなさない結果に。被告は出廷せず、被告の答弁書も「紛争の要点」が未記入であることから全面的にこちらの主張が認められる。

 

裁判後、「和解案をいろいろ用意してたけど、出廷もしないし判決が出た以上は判決通りの金額を支払ってもらうからね。息子の車代や修理費用なんかは息子が払うものだから、その払った分は返してもらってそれを返済に充ててね。遅延損害金は毎月5300円くらい出てるから毎月3万円ずつ払わないと到底返し終わる金額じゃないよ。息子が働き出してお給料もらうまでの猶予として令和5年3月まで支払いを猶予するから、4月からは毎月3万円ずつ滞りなく支払うように。そうすれば令和7年6月に完済だからね。お願いね。言っとくけど、これ以上の妥協は一切しないからね。」

という内容の手紙を送付。なかなかキツめに書いている。返事なし。

12月に5000円、1月からは毎月4000円の支払いがあり。

4月からは3万円の支払いがある予定が、4000円の支払いがあったのみ。

そして今に至るということである。

 

これとは別に、相手の家や土地の所有者を調べるために法務省だっけ?そこへ行って彼の住んでいる建物が彼の所有物でローンで買っていることも調べたりもしている。

最悪、不動産の強制執行、差し押さえまで考えてのことだけれど、不動産の差し押さえに予納金が60万円くらいかかることや、抵当権の問題で不動産の差し押さえはあまり期待できないことがわかっている。差押えの費用は債務者持ちなのだが、余計に回収できない事態になりそうである。

 

ながっ。読み飛ばしていた皆さん、スクロールはここまでですよー。

 

さて、払ってもらえない以上は何かしら対策を立てなくてはいけない。とはいえ、相手は年金生活者。年金はもらったものは差し押さえられても、まだもらっていない年金は差し押さえられないのだ。

彼から偶数月に年金が支払われることは聞いているけれど、タイミングが良ければ差し押さえることができる。とはいえ全額差し押さえられる訳ではないし金額も微々たるものなので、分の悪すぎる賭けになる。現実的ではない。同じく不動産執行も与納金や抵当権の観点から論外なので、狙うは動産執行になるかと思う。

動産執行は相手の住宅にある物を差し押さえ、売却する方法である。与納金は数万円で、相手方には大したものはなくとも、相手やその家族に心理的インパクトを与えることができる。

その結果、返済がスムーズになることがあるんだとか。

ただ、正直相手の家に差し押さえられる物があるとは思えず、空振りに終わることで「おっ、差し押さえられるものがないんならこれから払わなくても大丈夫じゃね?」となるのが怖い。ただ、執行官が自宅に立ち入るインパクトはなんとなく強そうなので、ダメもとでやってみる価値はあるんじゃないかな、と。息子も娘も自分の不誠実でこんなことになってるとあっては働かざるを得ないと思うんだけれど。

これをきっかけにして、まだ20代であろう息子と娘が仕事に就いてくれれば、父親も安心できるし僕もそれで返済されるようなら言うことはないし、Win-Winの可能性も見えてくる。

 

まぁ絶対そんなうまく行かないとは思うけど、現状よりはマシだしこれに賭けるしかないよね。

とりあえず、4000円の支払いと入れ違いになった「支払いはどうなってんだ」っていう手紙の返事があるかもしれないので、5月までは様子を見る予定である。

 

ちなみに、こないだの日曜日に姪っ子と遊んで思いっきりギックリ腰をやってしまって自転車旅の準備も中断、療養中である。当日は全く動けず、トイレにも行けなかった。1時間這って4メートルしか進めない姿は実に惨めであった。月曜日に這うように階段を降り、廊下を全身で拭き掃除をしながら埃まみれで車椅子で病院へ行き痛み止めの注射、火曜日には鍼治療を行い身体が硬すぎるとお説教をくらい、今では痛みがあるものの歩行出来るまでになった。

ギックリ腰は身体の硬さが原因だろうと、明日からストレッチを念入りにやる予定である。

もうあんな惨めな思いはしたくないものだ。