オルカの日記

雑記と少しの自転車旅

信頼を寄せていたAnkerもダメな製品を出すんだなぁ、という話

できるだけ快適に旅をするために年末に購入した此奴。

Anker 717 Charger(140W)とAnker 737 Power Bank(PowerCore 24K)



調べれば調べるほど魅力的な商品だったけれど、実はダメなやつだったという記事である。

画像下の製品はAnker 717 Charger(140W)。モバイルバッテリーの急速充電に重宝する。

画像上の製品、Anker 737 Power Bank(PowerCore 24K)の容量24000mAhを1時間弱で満充電にするハイスペックチャージャーである。

自転車旅の電気事情はというと、マックなどのファストフードやカフェのお客用のコンセントからモバイルバッテリーに充電させてもらい使用するのが一般的だと思っている。

休憩中に充電しているならまだ良いが、雨が降ってきそうだったり、予定している時間に目的地につかないかもしれないなど、急いでいる時にはのんびり充電しているわけにもいかず、急いで出発した先でバッテリー残量に悩むことになるのは避けたいところ。

そういう時に、急速充電の価値が見出されてくる。このチャージャーは最高140Wのハイパフォーマンスで充電してくれるため、超短時間で充電してくれる。もちろんモバイルバッテリーが対応していれば、であるが。

今回これを購入したのは先に触れた、Anker 737 Power Bank(PowerCore 24K)を効率よく充電するためである。

この製品は容量24000mAhで電力のインプット、アウトプット共に旅の電気事情を解決するのに非常に有効であるからだ。

現在使用しているiPad Proのバッテリーが7500mAhなので数字上では3回は満充電できる。

しかも急速充電対応、USB type-C×2 USB type-A×1の同時給電まで可能である。満充電までの時間も表示されるため先の予定を立てやすい面もある。

ただ、それ相応の重量にはなる。とはいえ、夢のような製品であることには変わりはない。

本体への充電も140Wまで対応しており、早ければ1時間程度で満充電できる。あとは完全にチャージャーの出力性能次第なのであるが、140Wまで対応しているチャージャーは現在調べてみたところ、このAnker 717 Charger(140W)のみ、というわけだ。

 

さて。前置きは長くなったが、その140W対応のチャージャーを購入したのが12月中旬。

動作確認だけ済ませてそのままコンセントに挿したまま放っておかれていたのだけれど、普段は純正品で充電しているiPadを「たまにはこいつで充電するか」と使ってみたら、充電している様子がない。

他のケーブルやチャージャーを取っ替え引っ替えしてみた結果、このチャージャーが故障しているようである。まだ使用したというほど使用していないのだが、たまたま悪い製品を引いてしまったのだろうか。仕方なしにAmazonに返品。購入額分の返金はあったが、値上げがあったのか再度購入するためにクレカで10円程度払う羽目になった。しかも返品に140W対応のケーブルをうっかり同梱して発送してしまった。実質5000円ほどの損失が出たがこれは自分のミスなので諦めた。

そして届いたその製品を使うこと数回。

 

また壊れた。

 

同様にまたうんともすんとも言わず、期間も約ひと月。ただのスタイリッシュな置物と化した。

僕が知らないだけで、Ankerの充電器はコンセントに差しっぱなしにしておくと沈黙する仕様なのだろうか。最近はAnker製品を買うと中身が違うものが届くと言ったニュースがあるが、これもそう言った類の話なのか。それともうちの電気の質が悪いのか。電気に質があるのかは知らんけど。

などと悩んでいたのだけれど、Amazonのレビューを見ると同じ症状に見舞われている人が多数いることが発覚。

「最初は使えるけどすぐ故障する」といった⭐︎1レビューが多い。良かった。僕だけじゃなかったんだ。や、良くはないんだけれど。

 

それで昨日、返品するためにアンカージャパンのカスタマーセンターに問い合わせようとしたのだけれど、シリアルナンバーを伝えなくてはいけないようで、これには苦労した。

前回はAmazonから返品したが、その時はシリアルナンバーは不要で返品できた。アンカージャパンの問い合わせページからはシリアルナンバーが必要なようで、本体を見てみたけれど、シリアルナンバーのようなものが見当たらない。

よくよくみてみると、他の文字より数段薄い印刷でシリアルナンバーがあるのを発見した。光の加減で全く見えなかった。しかも文字がとにかく薄い。薄くて小さい。30代の自分でも判読が難しかった。メガネを外して光の反射を利用してなんとか入力。合っているかは正直わからない。

現在返事待ちである。

 

実はこの2商品、おすすめの製品として紹介しようと思っていたのだけれど、少なくとも充電器は購入しない方が良い製品だ。バッテリーも140Wの充電に対応しているとはいえ、その充電器が使えない状況では魅力も半減してしまう。

注意したいのは、Anker 747 Charger(GaNPrime 150W)のように一見140Wに対応しているように見える製品があるが、複数ポートの合計最高出力が150Wであって、単ポートでは最高100Wのものがあること。ただ、現段階ではそちらを購入した方が良いということになる。

 

現在Anker 737 Power Bank(PowerCore 24K)の方も魅力半減の文鎮化(は言い過ぎか)している状態なので、Anker様には早急に充電器の改良をお願いしたいところである。

少なくとも不良が多いことはアンカージャパンも認識しているはずなので、その改善なされないうちは交換対応ではなく、一度返金対応をするなどして改良に専念して欲しいところだ。

今後のアンカー社に期待である。

 

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